おそらく世界で一番有名なブロック玩具、レゴ。
ショッピングモールなどにもレゴ専門ショップが入っていて、なんとなく毎回入ってしまいます。
無数にあるラインナップの中で、今回子供が興味を持ったのが、黒いパッケージに躍動感あふれる乗り物が目を引くレゴテクニックシリーズ。
レゴテクニックは実在する車などをモチーフとして、ギアやフレームなどを多用したギミックで、動く仕組みを面白く再現したレゴのブロックシリーズです。
一部の製品では実際に動くモーターを搭載し、無線コントローラーで動作させ、ラジコンのように出来上がったモデルを動かして遊ぶことのできるものもあります。
RCスタントレーサーは作って動かして楽しめるモデル
今回小学生の子供が興味を持ったのが、レゴテクニックの中でもPower Function(パワーファンクション)と呼ばれる電池を入れて動作するモーターなどが含まれた製品。
その中でもキャタピラで動くレーシングカーのモデル、RCスタントレーサー。
RCとついているのはリモートコントローラーを使って、ラジコンのように動かすことができるためです。
通常のレゴテクニックモデルのブロックに加えて、2つのモーター、バッテリーボックス、無線リモコン、受信機が含まれていて、それらをレゴに組み込むことによってラジコンのように動かすことができます。
自分で組み立てるラジコンと聞くと、とても難しい印象を受けますが、対象年齢は9歳以上で、小学校の高学年のお子様であれば、わかりやすい説明書を見ながら一人でも組み立てることができると思います。
そんな魅力的なレゴテクニックですが、パーツ数も多く、動作するパーツも含んでいて結構お値段がします。
私の家ではサンタさんにお願いしてプレゼントでいただきましたが、リアル店舗で買うとなると結構なお値段が・・・。通販だと少し安く、Amazonだと13,980円でした。
しかしながら、内容的はとても充実して長く遊べそうなので、総じてコスパが高い製品かと思います。
わかりやすい説明書で、小学生でも一人で作れちゃう
RCスタントレーサーのパーツ総数は324個、細かいパーツも多く作るのに苦労しそうなイメージですが、そこは世界一のブロック、レゴ。
このRCスタントレーサーには70ページほどのわかりやすい説明書が付属しており、それを見ながら作れば小学生一人でも問題なく完成させることができます。
説明書は世界共通のもので、組み立てのページには文字がほとんど無く、基本的に使うブロックを示した図と、そのブロックをどこに差し込むかなど、矢印で示された図。さらにその個数を示す数字が書かれている程度。
似たような見た目のブロック複数セットで入っていることもありますが、説明書には原寸大で書かれた図で分かりやすく教えてくれるので安心です。
乗り物の仕組みを想像しながら作るのが楽しい!
組み立ての開始は、モーターの周辺から。
説明書にはそれぞれの工程で使うパーツ(ブロック)が指定されているので、まずはブロックの中から目的のパーツを探し出します。
左右のキャタピラを動かすために独立した2つのモーターを使っていきます。なんだか本格的!
黒いフレームを組み合わせて、車両の骨組みになるシャーシを作っていきます。
ある程度複雑なもの、大きなパーツは別で作ってから本体に組み込みます。
ベースとなるボディ部分ができてきました。結構複雑な形状していますね。
レゴテクニックはフレームなどを多用して、実際の動く機械のメカニズムなども楽しみながら学ぶことができます。
次に黄色い車輪と、キャタピラを支えるための黒い円盤パーツを取り付けていきます。
パーツ単体を組み立てているときには、どんな役割があるのかわからなくても、組み上げていくうちに徐々にわかってきて、一つ一つの工程が面白いです。
前後4箇所の車輪が付け終わりました。だいぶ形が見えてきました。
ずっしり重いバッテリーボックスの取り付けです。
この中には単3電池が6本入っています。ラジコンで無線動作させるので、本体にバッテリーも搭載します。
重いパーツですが、しっかりとフレームで支えられているので安定感があります。
続いて外装のパーツを付けていきます。
鮮やかな青いパーツで、ところどころに付属のステッカーを貼っていきます。なかなかかっこいいデザインです。
外装パーツも付け終わり、完成が見えてきました!
キャタピラもプラスチックのパーツになっており、これも自分で組み立てます。
左右で30枚ずつの板を一つ一つ組み合わせて作ります。
キャタピラを付けたら完成!
作って壊して、分解して改良して、無限に楽しめる!
寄って見てみると、キャタピラが大迫力!
車輪とキャタピラ部分の噛み合わせだったり、モーターと車軸の部分だったり、ワクワクするポイントが多いです。
シンプルですが、こんなリモコンが付いていて遠隔操作ができちゃいます。ラジコンですね。
左右のモーターが逆についているので、リモコンのバーを前に倒した場合に、片方は右回転、片方は左回転するように黒いスイッチで切り替えできます。
2つのレバーを同時に同じ方向に倒すことで、前進や後退。左右のレバーをそれぞれの別の方向へ倒すことで、左旋回、右旋回させることができます。
リモコンは1~4までの切り替えスイッチが付いており、複数の機体で同時に遊びたいときには、このチャンネルを切り替えることで、別々に動かすことができます。
キャタピラなので少しくらいなら凸凹した道でも乗り越えることができて、スピードはさほど出ませんが、パワフルな動きをします。
今回のレゴテクニックRCスタントレーサーに加えて、レゴテクニックのギアや軸、ホイールとタイヤなどがセットになったテクニックパーツの詰め合わせも購入してみました。
レゴの面白いところは、説明書どおりに組み上げて楽しむのはもちろん、汎用的なパーツが沢山あるので、それらを組み合わせてオリジナルの作品を作れることだと思います。
説明書どおりのマシンを作って、それぞれのパーツがどんな動作をするのか、どんな組み合わせができるのかを学んだあとに、さらに自分でオリジナルな組み合わせを作ることができます。
また別の記事で、たくさんあるパーツを組み合わせて色んな作品づくりをご紹介したいと思います。